2015年07月17日
江戸前!天然うなぎの蒲焼~♪♪

数日前に近くの川で釣ってきた江戸前天然うなぎ。

実に65cmを超えるデカうなぎ。
3日間ほど水を替えて、泥を吐かせて、近所の鰻屋さんにお願いして捌いてもらう事にしました。

まずは鰻屋さんの鰻桶に入れて、氷を投入して仮死状態にします。

この道50年という超ベテランのご主人。

目打ち用の杭 そして 鰻包丁。これが無いと捌けません。

氷で仮死状態にしてもまだ元気な天然鰻。そのパワーは養殖ではありえないんですって。

そしてここからはプロの仕事。まずは目打ち。

鰻はヌルヌル&暴れて捌けないので、目打ちと呼ばれる杭を目の下に刺して固定します。

そして背開きで裂きます。

関東は背開き。関西は腹開き。

関東(江戸)は切腹を連想させる腹開きを嫌い、背開きが主流となり・・・
関西は腹を割って話すって所から腹開きとなったんだとか。

ズズズ~っと包丁をシッポまで入れて・・・

あっという間に背開き完了~。仕事が速い!!

そしてぶっとい骨を取り除いて・・・・

一本目が完了。目打ちから背骨を取り除くまでおよそ1分!!流石です!!

あまりにデカイんで3つに切り分けてもらいました。

頭だけになったうなぎ様。頭だけでもパクパク動き続けてます。凄い生命力だね。

そして串打ち。

鰻屋さんには 「串打ち3年、裂き8年、焼き一生 」 って言葉があります。

串打つだけでも3年の修行が必要。捌くのに8年。焼きのブラックベルトになるには一生掛かるのか・・・
凄いね!!!

捌くだけだと思っていたら、ご厚意で白焼きまでやって下さりました!

これが上手く出来ないと身がボロボロになっちゃうからね。ありがたや~。

この瞬間からすんごい香ばしい鰻のいい香りがしてきました♪♪

ってな事で、鰻の白焼きが完成~!!

もうコレをわさび醤油で食べたい・・・・。

でも我慢我慢。。。。美味しい蒲焼のためですからね。

そして自宅に戻り、蒸しの準備を。

関西では蒸さずにそのまま焼きますが、関東ではふっくら鰻を好むので白焼きの後に蒸します。

鰻屋のご主人曰く天然鰻は身が厚いから最低40分は蒸してね~。って事でした。

そして40分後。ふっくら蒸しあがった鰻が完成~。

いやぁ~、あとは炉ばた大将でじっくり焼き上げるのみ!!

残った骨やら、肝はもちろん無駄にせずに・・・

コンロでじっくり焼きます。

そうするとパリッパリの鰻の骨せんべいの出来上がり~♪♪

軽く塩振って食べると・・・・美味い!!!

いやぁ~、それにしてこの鰻の量!!

何人前のうな重になるでしょうね~♪♪

今度はこの鰻様を焼きます。
再び今度は実家の屋上に移動しまして・・・・

炉ばた大将をセッティングして・・・

焼きます!!

じっくり・・・・

じっくりと・・・・

焼きます!!!

しっかり焼けてきたら、鰻のタレをたっぷり付けて・・・

焼きます!!!

実家の屋上で焼いているんで、煙凄くっても大丈夫。

ルイ之助が刷毛でタレを塗りつつ、

焼くこと約20分。

左がタレ付ける前。右がたれ付けて焼きあがった物。右側のはメッチャ美味そうでしょ???

最後にもう一度タレをたっぷり付けて・・・・

当然、ごはんにもタレをかけて・・・・

整体師キャンパー家作。天然鰻の蒲焼完成で~す!!
そうそう。ナッシー1121さんからメッセージで「白飯用意して待ってるよ~」って事だったんで・・・・

この画像を見ながらうな重を想像して食べて頂けるように・・・

美味そうな・・・

美味そうな・・・・

天然鰻の蒲焼画像を・・・・

たっぷりとお届けいたしますので・・・・

存分にお召し上がり下さいませ~!!!(笑)
どうですか?白飯だけでも食べれるでしょ?(爆)

それにしてもこの鰻・・・・

メチャメチャ美味い!!
分厚いのにふっくら。天然ならではの香り。もう言うこと無しの美味さです!!

ルイ之助と一緒に釣って、一緒に食べる鰻。

ホントに美味しかったぁ~♪♪

屋上でちょっとだけアウトドア気分も味わえたしね。
いやぁ~、こりゃぁまた釣ってこないといかんなぁ~♪♪
おしまい。